南ア・北岳&間ノ岳~農鳥岳 2015.8

朝の9時ちょうど、甲府駅発広河原行きのバスに乗りました。広河原着予想時間は10時53分と女性車掌さん。今日はバスが4台出ました。我々が1号車

車内で切符切り、みんな大荷物なので車掌さんはそれを乗り越え・・・けっこう時間がかかる。待っていた3台の前に出て出発、その後熟睡

芦安の登りにかかり、バスがウンウン言い出して目が覚める。田舎のバスは・・・ちょっと馬力が足りない。苦しそう

1台だけ芦安の中継地に下って、それからウンウン唸りながら夜叉神の登りはもっと苦しい。広河原までは何度も対向車を待ち合わせて、4台(バスが行くぞ)4台と声をかけながら対向車とすれ違う

そして広河原が見え、あそこを曲がると・・・携帯の時刻を見ると10時52分、えーっ、ピッタンコじゃん・・・車掌さん、すごい

広河原着はちょうど53分、山登りは計画を立てるのも対策を考えるのも実際に行動するのも予測が一番大事なんだけど・・・山バス、すごいぞ

橋を対岸に渡って、さて行くか

あの尾根の上、北岳山荘テント場まで5時間とみた

白根御池への道を分けて大樺沢沿いの道を登る。汗がダラダラ流れて石の上に落ちる。右岸に渡ってしばらく、蓄えてた水分も少なくなったようで汗の出が悪くなったところで清冽な水の流れ

乾いた身体に染み渡りました。うまい

大樺沢の水が伏流になるところで左岸に戻る

雲の量が増えてきたのだけど暑い、そして稜線は遙か遠い

空にはポコポコ羊雲に、何の境か青い筋、飛行機の航跡かな

足もとには山の花、タカネナデシコ、タカネビランジ、ミヤマアキノキリンソウ・・・。高嶺とか深山とか、夏山の雰囲気いっぱい

肩ノ小屋に向かう草すべりコースの分岐を過ぎて雪渓の末端でひと休み

雪渓の水が冷たくて気持ちがいい

ここから急な登りになります。下りてくる人に「ここからがきついぞ」なんて声をかけられる

黒光りする北岳の岩壁を仰ぎ見ながら一歩一歩

急な登りになって梯子が連続して高度を上げていきます。八本歯の分岐までもう少しのところまで登ってきました

このころから雲が厚くなって急に夕方になったみたいに

もうそんな時間かとちょっと焦ったけども・・・

八本歯の分岐から北岳山荘に向かうトラバース道分岐までがまた登りがきつい。時間を確認すると・・・ああまだ4時か

ちょっと安心しました

中白根の鞍部にある北岳山荘までもう少しです

トラバース道分岐の標識を振り返りました

なんとなく夕暮れっぽい空に時間あってんだよね

梯子とか整備されています

高山の花々を愛でながら緩やかな上り下り

イワギキョウかチシマギキョウ、どこが違うのだったっけ

紫が鮮やかでした

中白根と左奥の間ノ岳、手前鞍部の赤い屋根の北岳山荘

中白根と間ノ岳山頂シルエットと空

明るいうちに北岳山荘に着きました。11時20分くらいに歩き始めて、最後はゆっくりになったけどちょうど5時の着でした

テントいっぱいなんだけど、受付の近くにスペースが残っていました

生ビールでお疲れさま、山の不便・・とかあっても良いような気もするけど、あれば買ってしまう。流される・・・

持ち上げてきた缶ビールとウィスキーも追加してちと酔っ払い

南ア・北岳&間ノ岳~農鳥岳(その2) 2015.8

2日目、北岳山荘テント場の朝、雲海に浮かぶ富士

日の出を見ようと早起きしました

富士山の反対方向の眺め、中央アルプスの峰々も雲海に浮かび上がっていました

5時2分

そして待つことしばし、池山尾根の上からピカリ

歓声は上がらず、静かな日の出です

寒いし、テントに戻って朝飯にしよう

6時20分、大分テントの数が少なくなって、我々も北岳山頂に向かって出発します

雲海の上、富士山のシルエット、今日も素晴らしい天気になりました

この上へ登ると山頂かと思ったのだけど

甘いやっちゃ・・・

一段登って、それから

一番奥に見えるのが北岳の山頂です

少し道が荒々しくなって

さっと視界が360度広がって、やっぱいいね

ここは日本列島で2番目に高いところ3192m、まあ2番目から5番目3180mまでは1番の富士山から比べたらドングリの背比べ

だけど一番好きな山かも、夏のお花畑、中白根から見たすくっと立った姿、腰までのラッセルで道を付けた思い出、岩の陰で吹雪に耐えた思い出、そして山頂からのこの眺め

山頂で眺めに浸っていると、若者が近寄ってきて「山、詳しいですか。」って、おうおう、まかせなさい

正面に見えてるのが甲斐駒ヶ岳、その左に連なっているのが鋸岳、そして右奥が八ヶ岳連峰だよ

ちょっと左に目を向けて仙丈岳だよ

そのずっと向こうに北アルプスの山々が連なって、その左の塊が槍穂高連峰、槍の穂先が見えるって、白馬三山はずっとずっと右奥に見えているよ

右手の目の前に見えているのが鳳凰三山、オベリスクの尖塔も見えているよね、そのずっと向こうは浅間連山かな

アップには耐えられないからもっと離れてよ、って言ったのに

さてそろそろ行くか、ここで白根三山縦走のクラテンさんとお別れ、これから一人旅のクラテンさん、ちょっと寂しそう。来年はもっと多くで来よう

下山の前に富士山を見る。小さな男の子がお父さんに「富士山が空を飛んでるよ。」って

肩ノ小屋から北岳山頂を振り返りました

30年前、初めての北岳はここから登ったんだよなあ。北岳山頂で日の出を迎えて、そのとき雲海に北岳の影がすうっと伸びて

北岳を仰ぎ見ながら大樺沢二俣に下っています

またまた下界が近づき、暑い日差しが照りつけてきました

マルバダケブキの群落と北岳、ちょうどこのころバットレスで悲しい事故が起こっていたようです。(帰宅後知りました)

昨日、八本歯の登りで我々も練習すれば登れるところがあるかな、なんて話をしたばかりでした

今日も続々と登山者が登ってきます

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