2026.4.3 宝剣岳サギダル尾根(バリエーション)

9時12分千畳敷駅着、10時前快晴無風のコンディションのもと出発。貸切かと思いきや2人組の先行パーティがいたので、取り付きまで少しペースを上げ、自然に追い抜いて一番乗りを確保した。

1ピッチ目はナカジーリード。階段状の斜面のあと、フェースを右手に回り込む。記録にある残置ハーケンが確認できなかったためカムを2つきめ、高度感のあるフェースを慎重に越える。フォローのアオボーさんはするっと登ってきた。

2ピッチ目はアオボーさんリード。下部は木登り、上部は雪稜へと変わる。
11時半前、サギダルの頭で終了点をつくる。前回の阿弥陀岳北稜よりもスムーズなロープワークにより、予定より大幅に時間を短縮して完登できた。

時間に余裕があったため、宝剣岳への稜線でも練習のためスタカットで3ピッチほどロープを出した。
この際、取り付きで追い抜いたパーティが最終ピッチを登攀しているのを確認。
宝剣岳通過後、八丁坂の下降では練習でスノーボードを作って1ピッチだけ懸垂下降をした。
千畳敷駅帰着後も、近くの斜面でスノーバーを用いた支点構築や、雪上ビレイの反復練習を行った。
その日はホテル千畳敷で宿泊し、翌朝下山した。

行程を通してスピードと安全性を両立できた。追い抜いた後続パーティとの間隔がどんどん広がっていったことからも、今シーズンのトレーニング成果がよく現れていたと言えるだろう。
今後もより困難なルートに対応できるよう、さらなる練度の向上に励みたい。

ナカジー

2026.4.3 宝剣岳サギダル尾根(バリエーション)
2026.4.3 宝剣岳サギダル尾根(バリエーション)

カテゴリー: 2026年山行一覧