谷川・武能岳西尾根/滝雲 やまづと2012.4

水上ではどんより曇り、霧もかかって見通しも悪かったのに、「国境の長いトンネル」を抜けると、わおーっ、ドッピーカンだよ
ギラギラ照りつける太陽に、これから向かう武能岳とその尾根(たぶん)もキラキラ光ってみえる
沢を1つ、かろうじて残っていた雪橋で渡って、これが2つ目の沢、そしてその向こうの尾根を登るはずなんだけど
なんか鞍部がある尾根のように見える。地形図ではそのままずっと登っている尾根なんだけど

尾根の登り具合のほかは、みんな合っているのに、この尾根の様子だけがなんか変だなあ、間違ってないよね
なんて思ったけど、急な斜面を木の枝に掴まりながら、尾根上に登りました。結構きつい
尾根の末端から登ったほうが楽だったのかなあ、また来たときに試してみよう。なんせ、この天気なのに引き返してきたのだから

青空にブルーインパルス雲
雲が放射状に流れています。今日は尾根上に泊まって、明日は清水に下り、山菜だらけ蕎麦を食べるつもり・・・
だったのだけど

登るにつれて周りの山々が見えてきました
タカマタギから日白山、平標山へとつながる尾根かな。右端が棒立山(たぶん)

左のゴツゴツぽいのが、たぶん万太郎で、右の方に仙ノ倉と平標山が見えているのだろう。すばらしい眺めが広がっています

尾根が広くなって単調な登りが続きます
けっこう高い木の枝に、目印の赤いリボンがついています。厳冬期には今より2m以上も雪が深いんだろうね

気持ちの良い天気です
まだまだ単調な登りが続いていますが、ここらで大休憩

高層の雲が青空に模様をつけて、伸びやかです

コマノカミノ頭(たぶん)と白い雲
とてもノンビリ気分だったのだけど

あれれっ、万太郎と仙ノ倉の尾根から雲がナイヤガラの滝のように流れ落ちています。滝雲です

さっきまで、こんなのは見えていなかったのにね
すごい眺めなんだけど、ちょっぴり不安が。武能岳の隣の茂倉あたりからも雲の滝が流れ落ちているようです

空は相変わらず長閑なのですが
ここからは見えない武能岳はどうなっているのだろう

あそこを越えれば武能岳が見えるはずです
どこまでも青い空が広がっているのですが
谷川・武能岳西尾根/滝雲(その2) やまづと2012.4

わおーっ、やっぱり武能岳の尾根にも滝雲が溢れていました
こりゃもうだめだね。もうあの尾根は越えられない

あの中に入るわけにはいかないからね
風が出てきました。さっきまで半袖で良かったのだけど防寒に服を着込みます

尾根の向こうから溢れ出た雲が、こちら側にものすごい勢いで流れ落ちています。そして流れ落ちた雲は谷底に届く手前で消えてなくなります
こんな光景を間近で見られるなんて、すごいことかも

サカナの骨のような雲
滝雲が流れ落ちる尾根のほかは、まだ長閑に空が広がっています

もうすこし稜線に向かって登ってみよう
風がますます強くなってきました

最初に見えた仙ノ倉の滝雲も凄いことになっていました
すごい勢いで流れ落ちているのが見えます

そして谷底まで落ちた雲がはじけ飛んでいます
なんか恐いような眺めです

あの滝雲の端っこギリギリまで登ってみよう
あの先は尾根が痩せていました。そして強風が吹き荒れてテントなど張れるようなところはありません

すこしだけ戻ってテント場の整地をしました
雪面をかなり掘り下げましたが、風にテントがバタバタと鳴ります

夕方くらいからは滝雲の端っこがテントまでかかって、一晩中バタバタと揺さぶられました

朝まで風に揺さぶられて、今日は速攻で下るのみ。テントを潰してザックに詰め込み、風に気をつけながら慎重に下りました

すこし下ると風も弱くなって穏やかな天気になりました。でも今日は低気圧が近づいて天気は下り坂です

振り返った稜線は、今日も強風が吹き荒れています

昨日、尾根の取り付きに登った斜面はかなり急だったので、手前の斜面から谷に下りました。足首まで水に入ってジャンプ

9時には土樽の駅まで戻っていました。さっきまで強風の吹き荒れる山にいたのに、なんか変な感じです
このあと越後湯沢まで行って温泉に入ろうとしたのですが、駅ナカ温泉は工事中、駅前温泉は午後から、あげくに大名へぎそばは夕方から・・なんてトホホな