日光・柳沢川右俣~錫ヶ岳~白根隠山~前白根 2014.9

出発前の天気予報があまり良くなく、場所を変えようか泊まりはなしにしようか中止にしようかでちょっとバタバタ。結局2人になってしまったけど、なんだよ、この天気は・・・
快晴の白錫尾根縦走です。目の前に白根隠、目の錯覚なのだけど、白桧山から見ると、ええっと思うほど高く見える
9/20

朝ゆっくり目に出て、日光駅からバスを乗り継ぎ、西ノ湖入口から林道歩き。赤岩滝分岐から沢装備、だけど今日は寒いね、できるだけ水に入らないで行こうよ
沢登りに来ているのになんだかなあ
だけど、まだ9月なのになんか寒いよね

出来るだけ水に入らないようにしながら二俣に着きました。流れの中にきれいなナメや小滝も見えていたのだけど、今日は濡れたくない
左俣に少し入ったところに、平坦な場所を見つけてテントを張りました。薪は少ないけど、まあまあかな
晩飯は焼き肉です。林道歩きの途中で採ったきのこも食べちゃいました。だけど、そのオシロイシメジは食べないからね
日中は7割方くらい雲が空を覆っていましたが、星が瞬き始めました。明日は良い天気になりそうです
9/21

朝は冷え込みました。そして今日のメインは白錫尾根の縦走、早めに出発するぞ、ってことで薄暗がりに起きました
そして6時45分出発です。少し戻って右俣に入りました

快晴の空だけど、まだ谷にまで日が差してこない。冷たくて水にさわれないよー
やっぱり水を避けて登りました

以前、来たときは10月だったし天気も良くなかったけど、もっと濡れながら登ったような
きれいなナメ滝が続いて現れます

上に見えているナメ滝は枝沢、本流は左に曲がります

すぐに黒岩ノ滝
ここでやっと日差しが谷まで下りてきました

そしてこのナメ滝がこの沢の最後の滝です

滑らないように、慎重に右端を登りました
この上を少し遡ったところで水が涸れ、広く平坦な樹林の中を行くようになりました。コンパスを振ってあっちだね

平坦な地形から、また登りになって藪をかき分けます
なんか、前に登ったときと違うかな、と思いながら上へ上へ。そして稜線2241m付近に出ました

いっぷくして、沢靴から登山靴に履き替えて、さてまずは錫ヶ岳へ。真っ青な空が気持ちいい
ササに覆われているけど、踏み跡はありました

登る右手に、男体山と中禅寺湖

振り返れば遙か遠くに皇海山、いつかあそこまで縦走してみたい

樹林の中の錫ヶ岳到着です
木々の間から中禅寺湖が見える。おっ、奥白根山も見えるよ。腹ごしらえして、これから白錫尾根縦走です
日光・柳沢川右俣~錫ヶ岳~白根隠山~前白根(2)

錫ヶ岳山頂から少し下がったところから見る、奥白根山と右側の小さなこんもりが白桧岳
これから楽しみな白錫尾根の縦走です

笹原に下ってきたところで、2人組が登ってくる。ちょっと離れているけど一緒に登っているんだよね
菅沼登山口から錫ヶ岳ピストンとのこと、けっこう遠い道のりだねえ。こういうとき沢から縦走というのがいいかななんて思う

踏み跡はササに覆われているけど、しっかりあります。ササも丈が低く、樹木が密な藪でもないのでまあまあ歩きやすい
それと、木に打ち付けたプレートの目印が煩いほどある。それに加えてピンクのテープまで付ける人もいるようです
ここまでするか、と思うくらいのガイドです

奥白根山が見え隠れしながらだんだんと近く大きくなってきます

尾根の鞍部、左手遠くに目立つ双耳峰、尾瀬の燧岳が見えるんだね・・・そして手前に見えるのが四郎岳か、そうすると右側の山が燕巣山か
大薙沢から四郎岳に登ったのはもう3年も前のこと、早いね。今度は燕巣山にも登ってみたい

錫ヶ岳を振り返りました
大分遠くになって。そして前方に白桧岳が大きくなってきました

目の前の白桧岳、優美って感じの山に見えます
白桧(シラベ・シラビソ)の木が多いからこの名前なのかな。ササ原に覆われて気持ちよさそうな山です

また尾瀬方面が開けて、四郎岳、燕巣山のちょうど真ん中に燧ヶ岳、そしてずっと左の方に見えているのは至仏山でしょうか

開けたササ原を白桧岳へ登っていきます

この立ち枯れの木が白檜(シラベ・シラビソ)なのかな

白桧岳、きれいな山だねえ
今回の縦走で初めて知った山だけど、こんな良い山があったんだねえ。それと、この山の向こうに連なる白根隠山がまた驚きでした

そして白桧岳の広い山頂
あれっ、あの山は何・・・白桧岳とは標高差20mくらいの白根隠山のはずなんだけど、はるかに高く遠くに見える
地形図を手に広い山頂をウロウロ、ここはどこよ

こっちは奥白根山です
白桧岳より標高200m近く高い、そして距離も白根隠山より倍くらい遠くにあるのだけど、2つの山が同じくらいの標高距離に見えてしまう
なにか目の錯覚が起こっているのだろう

あれを登るのか、きつそうだなあ、なんて思いながらも行かなきゃしょうがない
ここでもまだかなりの登りを覚悟してました

尾根が少し痩せてきて、案外向こうの山、近いね
最初は遠くに見えたけど、たいした距離はないみたいです。ただまだ標高差は感じていました
これがなんと・・・

これから登りになる基部に着いてみると、なんとまあ、ほんの20~30mくらいの登りでした
かなり手前まで来ても、白桧岳から見たほどではないけど、まだ70~80m位の登りに見えました
それが基部に着くと、一瞬にほんのちょっとの登りに変わっちゃいました。あれっという感じです

登りは2段になっていて、奥が白根隠の山頂です
右下はるかに中禅寺湖が見えました。あちらからは、この山に隠されて奥白根山が見えないのだろう

白桧岳を振り返ってみると、確かに標高差がほとんどない。なんであんなに高く見えたのだろう。不思議でした
左奥の山は、錫ヶ岳です

風が少し冷たい白根隠の山頂です
後ろ奥が奥白根山

白根隠からは高山の雰囲気たっぷりの尾根になりました
真ん中奥の白っぽく土肌が出ているあたりが前白根山です

左手にはずっと奥白根山。登山者の歓声も聞こえてきます

緩やかに尾根を登ったり下ったり

五色沼避難小屋に下る分岐の手前にトタン葺きの小屋が
なんだろう

避難小屋の分岐付近と前白根山一帯のダケカンバの林は見事です。すばらしい

前白根山から白根隠山へ続く尾根を振り返りました
一番左奥が白根隠山です

前白根山から奥白根山と五色沼
ここから湯元まで長くて急なきつい下りが待っています。でも充実感もいっぱい。白錫尾根、期待以上の尾根でした
日光の山といえばどうしても奥白根山、その名前に隠れているけど白根隠もまたすばらしい。今度は雪の時に来てみようと思います