中ア・正沢川細尾沢~木曽駒ヶ岳(1) 2012.7

バコさんもテンコさんも、お泊まりの沢登りは初めてだって・・・そうだったっけか
なになに、共同食のパンが重いってか、むむむっ。ええっ、山のライバルはグッチくんだって・・・そうかそうか、頑張って行くぞ

何かいたの・・・。サカナが。指先が触っているんだけど、もうちょっとこっちにこい
といっても、サカナも必死だからね
残念だなあ

細尾沢の出合まで、白っぽい岩と透き通った水がとても綺麗です
途中、2度ほど雷のバリバリドカーンという音に脅かされたけど、パラパラと雨がきたくらいですみました。ほっ
もう少しで、今日の泊まり場、細尾沢の出合です

ちょっと狭い場所だけど、テントを2つ張って、薪集めからです

みんなで集めた薪に火がつきました。パチパチ!!
焚き火があると落ち着きます

今晩の飯はグッチくん特製のカモ野菜鍋&そばがき汁です。野菜は乾燥して持ってきました。簡単に野菜を乾燥させる器具があるらしい
美味しそうでしょ、ほんとに美味しいかったですよ

手羽肉を焚き火で焼きながら、ビールをまわして

雲の多い空に、星の瞬きが一つ二つ。食べて飲んで、ゆったりと夜が更けていきました
明日も良い天気になりますように
おやすみ

コマドリの囀りで目が覚めました。もう焚き火が燃えて朝飯の準備が始まっていました
トシを食っていいことはあまりないけど、若い人がこうやって配慮してくれるのはうれしいね
今日だけだって・・・まあそう言わずにこれからもよろしく

重かったらしいパンも焼けました
今日はザックが軽くなるから頑張れるって

クーボクさん特製のチリコンカンです
むかしむかしのテレビドラマ「ローハイド」でウィッシュボーンがいつも作っていたのはこれだな
今日は細尾沢を遡って木曽駒から千畳敷ロープウェイ、牛追いのムチを入れるようなところはないだろう
さて、そろそろ行こうか
中ア・正沢川細尾沢~木曽駒ヶ岳(2) 2012.7

細尾沢に入ってほんの少し歩くと大滝が現れます
当然我々には登れないので、右側のガレ沢を少し登って落ち口方向へ巻きます。滝の左手ルンゼからも巻けるようですが、急に見えます

大滝の前にならんで
しぶきが風になって飛んで来ます

右岸のガレ沢を少し登って落ち口に向かってトラバース
階段状だけど、高さは感じます。ズルッといかないように

樹林の中、ちょっと不安定な斜面を10mくらい上に抜けると、伐採跡のような灌木斜面が開けます
途中、大きな落石があってヒヤリとしました

大滝を越えれば、傾斜の緩い滝が続いてドンドン登って行けます。もっと晴れていればいいのになあ

ちょっと水が冷たいねえ

ヒェ~、そんなに頭から突っ込まなくても・・・
いいえ、わたしは水が好きなんですっ。きのうも首まで4回くらい浸かりました。ホントに好きなんですから

明るく開けた沢です。もっとギラギラと太陽が照りつけていたらなあ
歓声が上がるとこだね

天気は薄曇り、ときどき太陽
今日も雷注意報が出ているらしいけど

次から次へと登って

おっと、ここは冷たい、思い切って早く抜けないと余計に水の中だよ

かなり登ったつもりでも、稜線はまだ遥か遠くです
先は見ずにがんばろう

緩やかに白い流れが・・その脇をズンズン登って

この滝を登り切ると雪渓が出てきました
ああ、やっぱりあったか。水が冷たかったからなあ

ここから雪渓の始まりです
かなり上まで続いていました。沢床を歩くのとどっちが早いのだろう。大分時間短縮になったのかも知れない
中ア・正沢川細尾沢~木曽駒ヶ岳(3) 2012.7

かなりしっかりした雪渓がでてきました
これなら踏み抜く心配もないので、ひんやりとした感触を楽しみながら・・・ただ足元が滑ります

雪渓によるモヤだろうか。視界が悪くなりました
途中、右岸から2つ枝沢が合わさりました。今はどのあたりだろう。このあたりか・・・

この雪渓はどこまで続くのだろう

まだまだ続くようです
ときどきポコッと小さな穴が開いていて水の音が聞こえます。避けろ避けろ、雪渓の厚そうなところを歩こう

この雪渓は薄いので一人ずつ渡りました
ようやく雪渓の終わりが見えてきたようです。もう源流部のようです

最後の詰めに向かっています
この手前で2つに分かれた沢すじを、どちらも同じかと思って左にルートを取ったけど、直接木曽駒山頂に向かっているような
藪を漕いで右ルートに修正したけど・・・

もっともっと右に、木曽駒山頂から北北東に下りている尾根の鞍部を目指すべきだったようです
かなり脆いガレ場が続きます

急な雪渓を右側のハイマツの藪から越えて、脆いガレを慎重に登りました
あの上まで登れば一息つけます

木曽駒山頂からの尾根に上がってホッと一息です
右下には玉ノ窪小屋が見えています。前方の岩場を登れば右上すぐのところに頂上木曽小屋がありました

登山道に出て頂上木曽小屋がすぐそこです。木曽駒の頂上はもっと奥です。あともう少しだよ

清々しい花が咲いていました
たぶん、タカネツメクサだと思うけど・・・

こっちの白い花は・・・
おーい、なんだよー、えっ、イワツメクサだって

汗だくになって木曽駒頂上に着きました
はあー疲れたぜ

なんか背中にムシが・・・とってとってと言うから撮ってあげたのに、なんでいつまでも騒いでいるのだろう
このテントウムシはカメノコテントウというらしい。日本列島で一番大きなテントウムシとのこと

あっちへこっちへの標識ですが、我々は千畳敷駅へ
さあ、もう少しがんばろう
中ア・正沢川細尾沢~木曽駒ヶ岳(4) 2012.7

中岳を正面に見て下ります
ゴツゴツして固い登山道に、疲れた膝と足がつらい

中岳を巻き道から回り込みました
向こうに見える尖った岩山が宝剣岳です

チシマギキョウかイワギキョウか・・・チシマにしとこ
ムラサキが鮮やかです

これはミヤマダイコンソウ・・・たぶん
ほかにヨツバシオガマなども咲いていました。花を愛でながら、でも足はガクガクで、きついなあ


またまたチシマギキョウ、たぶんだけど

乗越浄土から千畳敷に下ります
このときは、まだロープウェイの待ち時間などアタマになく、人がけっこう多いなあ、なんてのんびり思っていました

シナノキンバイの群落です
千畳敷は満開のお花畑になっていました。これでは人も多いはずです

ミヤマキンポウゲ(たぶん)に囲まれてハクサンイチゲ



みんなに見られてハクサンイチゲもちょっとお疲れ気味でしょうか

ミヤマキンポウゲの群落

みんないっしょに咲いて

まだ撮ってなかったね、チングルマ

なんとか池と千畳敷の全景
このころになってロープウェイの待ち時間が気になり始めました。いまさら気にしてもしょうがないんだけど、あまりにも人が多いので・・・
なになに、3時間待ちだって、ガーン。今日中に東京へ帰れるのだろうか

ジタバタしてもどうしようもないので、食堂で一杯・・・。東京へ帰れる駒ヶ根の最終便が7時前・・・無理だよなあ、でもう一杯
ということで、駒ヶ根の電車にはほんの少し間に合わない。そうだタクシーという手があるぞ。岡谷までタクシーを飛ばして、最終のあずさをつかまえました
まあ、沢も楽しく登れたし、お花畑は綺麗だったし、めでたしめでたしでした