
今年のGW、遭難のニュースが多くあり、ちょっと気持ちが重苦しい。白馬大雪渓でも雪崩があり、まだ捜索中のようです
朝10時過ぎの新宿発あずさに乗って、白馬駅からバスで猿倉へ。今日は猿倉台地まで

スキーやボードの人達が下ってくるなか、猿倉台地に登りました。右手に、明日登る小蓮華尾根が見えて
尾根の最上部がかなり急のようです

わーっ、私たちは登れない・・・なんて
今から言うんじゃない

左下から右上に登って行く尾根が小蓮華尾根です

小1時間歩いて、この辺りにしようか
北の方から少し風があるので、壁を作ります。結構なちから仕事ですが、今日はまだ元気いっぱいです

塗り壁の係もがんばります

こんなもんでいいか、お疲れさまでした

北側に風よけが完成して・・・あれっ、西からも風が吹いてきます
風が少し舞っているだけ。大丈夫だよ

少し雲が多かった夕暮れの空でしたが、夜には満天の星空になりました。久しぶりに見る星の数でした

晩ご飯は、鮭の粕汁。そのまえに一杯
・・・のお酒「燦然」あっという間になくなって
おやすみ

5月4日、快晴の朝です
右の山が小蓮華岳と小蓮華尾根、左奥の山が白馬岳

みんな外に出て、出発の準備です
白馬岳が輝いています


猿倉台地から山道に下るところを間違えて、バックステップで下る急斜面、あぁ、あっちの方、杓子尾根の末端を下りれば楽だったのに
まあ、小蓮華尾根の最後の急登はこれぐらいのものだよ
まあ、とりあえず急斜面に慣れたことにしとこう

白馬尻の手前で、右手の尾根、小蓮華尾根に取り付きました。尾根上までスリップ厳禁の急傾斜でした
尾根に上がってホッと一息です

まっすぐ小蓮華尾根
写真に写してみると、緩やかにつながっているように見えるのだけど・・・
北ア・小蓮華尾根~小蓮華岳~白馬岳~栂池(2) 2013.5

広々とした尾根歩きから急になったり藪になったり、でした。今日はこの尾根のどこかに泊まります

少し急な斜面を登っています
下を見ると、大滑り台がどこまでも

傾斜が緩むと、ホッとします。気持ちの良い青空に向かって

大雪渓の雪崩れの跡が見えました
悲しい現場です。自分を振り返る現場です。気持ちを引き締めて登って行きたいと思います

白馬岳の主稜を登っているパーティが見えます。我々が登ったのはもう十数年前になるんだねえ。時が経つのは早いと思いました
あのときは、大雨で丸一日尾根上に閉じ込められたんだよねえ

藪が出てきました。右側斜面が切れ落ちているところもありました。大丈夫か、慎重に行こう

緩くて広いところに出て、ホッと一息。で、また急斜面へ
この繰り返しのようです

右手の方、戸隠連峰が見えているのかな
左奥の山が高妻山と乙妻山かなあ、そしたら右の方は戸隠山だねえ

急で痩せた藪がらみの斜面を抜けて、ひと休みです

登って来た尾根を見下ろすと、けっこう急です
尾根の末端からは緩やかにつながっているように見えたのに

白馬岳にかかる雲がだんだんと多くなってきて、小蓮華尾根も急に天気が悪くなってきました

風と一緒に小雪が吹きつけてきました
もう一段上の平坦(たぶん)なところまで行こうと思っていたけど、今日はここまでにしよう

斜面をけずって整地、それと風よけブロックを積みました
小1時間の力仕事でした
ビールが美味いよ、きっと

今日のお宿が完成しました

ビールにお酒、今日は「佐久の花」おいしいです
晩飯は何だっけ、ええっと強力くんのペミカン仕立ての・・・
夜、風が強く、テントがパタパタ揺れました。明日は良い天気になりますように。おやすみ
北ア・小蓮華尾根~小蓮華岳~白馬岳~栂池(3) 2013.5

朝方まで吹いていた風がピタリと止んで、素晴らしい天気になりました
今日は白馬岳登頂の日、最高の一日になりそうです

ずっと見渡せて、杓子岳とその奥に白馬槍
杓子のほうが尖って見えるけど、向こうが槍です

緩やかに八方尾根が伸びて唐松岳、その奥に五竜岳、鹿島槍の頭が見えています



甘い飲み物で目覚めの一杯。それから、朝ごはんの定番になったカボチャ雑炊を作りました・・・豆腐屋さんの揚げとキノコと
さて、そろそろ外に出よう。テントを片付けよう

もう、お日様があそこまで上がっているよ
今日もゆっくり目の出発になりました

出発前に一枚パチリ、さあ行こう

杓子岳の上に、オーロラ型の雲がゆらりゆらり

尾根上は雪が切れていて、しばらくの間、藪になっています。右手斜面から急な登りです

白馬岳と杓子岳、白馬槍の眺めがずっと付いてきます

急登を過ぎて平坦な尾根
昨日はここまで登ってテントを張るつもりだったけど、ここだと風の通りが良すぎたかもしれない
先行パーティが、ザックをデポしていました

稜線上まで、ここから急登が始まります
その前にちょっと休憩
ちょっとドキドキ

右手遠くに、頸城の山が見えています
どの辺りなんだろうね
妙高、火打とか雨飾とか見えているのだろうか

さあて、行くぞ

あの岩が出ている辺りが、難所のようです

近づいてみると、ガレガレの急斜面です
とんがったピークとピークの間が、下からはつながっているように見えたけど、途中が切れ落ちていてつながっていない
しばらく逡巡したけれど、右手から雪壁を回り込んで登ることに

ちょうど上から下降してきた2人組がいて、トレースを使わせてもらいました。傾斜は40度より急かも知れない。45度くらいかな
ピッケルしっかり握ってアイゼンを蹴り込もう
しばらく緊張の時間が続きます

一旦、急なガレ場の上に出て、最後の急な壁に向かいます

稜線上まで最後の雪壁を登っています
先ほどの雪壁より少し傾斜が緩いようです。40度くらいなのかなあ。気を抜かずにがんばろう
北ア・小蓮華尾根~小蓮華岳~白馬岳~栂池(4) 2013.5

けっこう長い斜面です
一歩一歩、アイゼンを蹴り込んで

稜線尾根に到着です。やったぁー
緊張がとけて、みんな笑顔です。ほっ

これからは、のんびり稜線漫歩です
去年は、この稜線で大事故が起こってしまったのだけど、快晴無風の今日は、展望三昧の稜線歩きです
あの先が小蓮華岳かな

あれっ、なんか向こうにまた山頂らしきものが見えて
2度ほど、山頂詐欺師が暗躍しました

夏毛に変わりつつあるライチョウと白馬岳の山頂です

右に行ったり左に行ったり。ライチョウにとっては、もう人間は恐がる対象ではないようです

ライチョウのヨチヨチ足跡
でも、やまづとの酔っぱらいよりは、まっすぐ歩いています

ちょっとナナメっちゃったけど、小蓮華岳に到着です
小蓮華岳は新潟県の最高峰とのこと。白馬岳は新潟県側からは昔は大蓮華岳と呼ばれていたとのこと。白馬乗鞍、小蓮華、大蓮華の山並みが蓮の花に似て
ここにザックをデポして、白馬岳を往復します

まだまだ遠い白馬岳です
そして、格好いい白馬岳です

三国境(長野県、富山県、新潟県)から日本海に伸びる尾根
いつか歩いてみたいな

日差しジリジリ稜線漫歩

小蓮華岳から2つ目?の大きな登り
これを越えれば白馬山頂が見えるかな

イワヒバリでしょうか
この鳥も、けっこう近くまで寄ってきます

やっと、山頂が見えました
遠かったです

えっ、何のポーズ、お馬さんパカパカだって
誰も馬に乗ったことがないから、ポーズがわからない

そして、私っ、ビールを買ってくる、えっえっえっ
こんなに頑張ったのに、ビールのない夜なんて耐えられない

私も行くっ、えっえっえっ
男どもは、ぐったりしています。これから小蓮華岳に戻って、白馬大池あたりまで歩かないといけないのに・・・

白馬山荘まで・・・これをまた登ってくるのかあ
遠くに見えているのは、剱岳かな、立山かな
エビスビールのロング缶を5本ゲット。これで夜も安心だそうです

ビールも買ったし、ルンルンで戻ります
ちょうど、白馬岳の主稜を登っている人が見えました。この先では、稜線からスキーで白馬沢に滑り込む人もいました。すごいなあ

小蓮華岳です。こちら側から見ると格好いい

白馬岳と左奥、杓子岳を振り返りました
みんなモクモクと歩いています
北ア・小蓮華尾根~小蓮華岳~白馬岳~栂池(5) 2013.5

ザックデポの小蓮華岳までもう少しです
もう下山のコースなんだけど、なんとなくザックのところまで帰らないと落ち着かない。小蓮華から下山のスタートです

安曇野の谷を挟んで、頸城山塊を正面に見ながら
ゆるゆると下りました


今日は、一日中穏やかな天気に恵まれそうです

白馬大池に着きました。池は雪に埋もれています
右奥のずっと斜面を下ったところに、いくつかテントが見えます。白馬大池の小屋もまだ雪の下
屋根の尖ったところと煙突の頭が見えていました

小屋を通り過ぎて樹林の頭が見えている近くに、我々もテントを張りました。岩の向こうから、少しだけ風が吹いています

今日はもう疲れたので、城壁づくりは無し
そのかわり、雪のテーブルを作ってミニ宴会をしました。ビールがあって良かったでしょ!えっへん
明日は下るだけなので、気持ちはのんびりです

大分冷え込んできて日没間近、雪がちょっとだけオレンジ色に染まりました
朝焼けはモルゲンロート、夕焼け空は何というのだっけ・・・アーベントロートだよ

下山の日、今日もすばらしい天気になりました
すぐに下るのがもったいない感じです
えっ、早く下山ビールを飲みたいって、まったく

前方の空にレンズ雲の変わったやつでしょうか、面白い雲が見えています。そしてどんどんその姿を変えていきます




雲は2つに分かれて、争いを始めたみたいだぞ


白馬大池の端を横断して
どこまでも広々した白馬大池から乗鞍岳のあたりです

2つに分かれた雲の左側が右側に襲いかかっています

がぶりっ

乗鞍岳の頂上付近、頂上というのがあるのかどうか分かりませんが、その付近を歩いています
右手の方に、白馬や杓子の頭が見えてきました

正面の山は、頸城山塊のどこがみえているのでしょう。妙高とか火打が見えているのでしょうか

急な斜面を下って

天狗原でひと休み
拾った鯉のぼりと一緒に、いい鯉のぼりだねえ、来年もこれを持って来ようかって

白馬岳から杓子、白馬槍、唐松、五竜、鹿島槍まで

下るのがなごり惜しくなって、またひと休み

栂池のゴンドラ駅で山とお別れです。ずっと一緒だったレンズ雲はこんな形になっていました
今年も、いい春山行ができました。メンバーみんなとお天気に感謝です
来年もまた楽しいGW山行ができますように